
歯科衛生士は「寿退社」する人が多いもの。
でも、歯科衛生士として働き続けたい人は少なくありません。
そこで、働き続けやすい転職先の探し方を紹介します。
なぜ歯科衛生士は結婚後働きにくいの?
勤務形態の問題
歯科は大学病院や総合病院に入っている場合を除き、ほとんどが街の開業医です。
開院時間が朝9時からだとすると、お昼休みを1~2時間挟んで夕方18時前後まで診療というパターンが多く、スタッフ全員が交代なしで勤務しているというスタイルです。診療後の掃除や片付け、カルテの整理、会計等の残業も含めると、帰りは19~20時になります。こうなると主婦は自宅の家事が間に合わないため、常勤は難しくなってしまいます。
パート勤務ではダメなのか
だったらパート勤務もOKな歯科医院で勤務すればよいのでは?と思いますよね。
しかし歯科医院の繁忙タイムは夕方16時から。子供たちは幼稚園や学校が終わってから、大人は仕事が終わってからを希望されることが多いため、歯科医院のゴールデンタイムに仕事を切り上げて帰らなくてはならないということになります。
就職時にそこまで考えていない
多くの方が、結婚前の若い時に、就職先に結婚後・産休制度などの福利厚生の充実度や、パート勤務に対する給与面や休暇に関する支援まで考えて就職する人は少ないと思います。そのため、いざ結婚した時に、今後の勤務形態を話し合って初めて「結婚したら働けないじゃん!」と気づく人も多いのです。
寿退社はもったいない!
歯科衛生士という仕事は歯科診療の補助はもちろん、虫歯や歯周病の歯科予防処置、保健指導もできるお仕事。予防策と健康維持をお手伝いすることができる素晴らしいお仕事なのです。
「福利厚生」をチェックしましょう
歯科医院の求人情報を見る時に給与額や勤務地、勤務時間などは重要視すると思いますが、福利厚生面はあまりチェックしない人も多いと思います。記載事項も社保、有休完備といった簡単な書き方である場合が多く、「よくわからない」という人も多いはず。
すでにお子さんがおり転職や復職として勤務先を探している方はもちろん、結婚前の方も将来を見据えて「結婚後」「出産後」の勤務体勢も確認しておかれることをオススメします。
面接前に支援の内容を確認する方法は?
とはいえ、求人票や求人サイトの福利厚生欄にはなかなか詳しく掲載していることは少ないですし、面接前に歯科医院のいわゆる「内情」をどうやって調べるの?と思いますよね。そんな時はまず、ホームページを確認してみましょう。リクルートページに詳しく掲載している場合や、先輩方の声、スタッフブログなども参考になります。
また、u2株式会社の「紹介予定派遣サービス」を活用していただくことで、気になる歯科医院に派遣で勤務し、双方(歯科医院と求職者)意義が無ければそのまま歯科医院の正社員になることもできますし、勤務が難しいと感じたら、派遣期間のみで辞退していただくことも可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。